◇第4回『 『オンリーイベントって儲かるの?』』その3b

*** これは、フィクションであり、実在するどのイベントとも関係ありません。
*** 深読みすることのないよう、よろしくお願い申し上げます。

◇その3b「イベントの収支を暴いちゃえ(過去と現在)」

これで最後になります。
過去と現在のオンリーをみてみたいと思います。

4つのタイプに分けて計算してみました。
とりあえず、損益表を見てもらえると。


◇説明

英文字は以下の通りです。
〓(過去)
P  大田区産業プラザPiO
T  都産1ホール全面
どちらも250〜300spくらいイベントは流行ジャンルであれば何でもいいです。

(現在)
TF  都産1ホール全面
KH  区民ホールなどの安い会場
最近よく見かける安い区の施設等で開催するパターン。

現状の都産開催のものはその3aの損益表を見てもらえればわかると思います。


◇収益
ここからは、詳細についてあえて説明するまでもないと思います。
表を見てもらえればだいたいわかると思います。

カタログは1部600〜800円で計算しています。
この規模の場合、ページ数の関係か100〜200円高くなっていることが多いです。
500円でも元は取れると思うけど。この辺よくわからない。
最近では、100円上げるくらいしないと赤字が減らないという現状も。

ちなみに、P(PiO)のサークル参加費は3500円に設定しています。


◇支出
都産をメインに記述
備品
P,TFは机を外部の企業から入れているので、非常に割高になってます。

スタッフ会議
最近は郵送で案内を送るのではなく、メールで連絡することが多くなりましたね。
携帯電話等で連絡することも。

スタッフページとしてパスワード制限かけたサイトを作ることもありますが、見る人はごく一部に偏り、機能しているものを見たことがありません。
実際に機能しているイベントもあるのでしょうが、私が知ってる限りでは雑談掲示板になってましたね。
他にも他イベントの誹謗中傷など書かれていたりするケースも。

カタログ印刷
P,T,TFの3つは60ページ、3000部で計算してます。
3000部となると、ものすごくお金がかかりますね。
KHは300〜400部。

弁当と打ち上げ
Pのイベントのみ、打ち上げなしで計算してみました。


◇収支雑感

ご覧の通り、全て黒字になっています。
全盛期時代のオンリーや大人気のジャンルの集客力だとこれほどまで違ってくるんですね。
昔は100万以上黒字が出たといいますから、恐ろしいものです。

このデータ、黒字をわかりやすくするために雑費や事務経費部分を非常にケチッて計算してます。
KHなんかは、ちょっとポスターを作るだけで、会場費が安くても赤字になるかもしれません。
また、カタログも印刷部数=販売数になってますので、完売することになってます。


◇黒字はでたが…

流行作品のオンリーのためか大幅な黒字が出ました。
でも、経費に入れてないだけで、会場取得、打ち合わせ、会議等の交通費で結構使っているものです。

それに、入力作業、カタログ編集、事前準備、面倒な仕事がいっぱいあります。
基本的に無償労働なんです。
しかも仕事・学校などの合間に少しずつやっていかなくちゃいけない

そのうえ、開催までの約半年〜1年間は、チラシ配布や会議や他イベントとの調整のことなどを常に考えなければいけない。ちょっと作業を後回しにすると、〆切に間に合わなくなることがよくある。
当日が近づくと備品や書類を用意したりとこれもまた大変である。

イベントを継続していくのなら、そのための資金としてイベント用口座を開いて管理していくといいかもしれないが、
主催個人の財布に入るケースも少なからずあるようでなんだかやりきれない。

黒字に行方の考え方にはいろいろあるようですが、あまりいい印象がないですね。
なら逆に赤字のときは助けてくれるの?というと見て見ぬふりですしね。

それだけ活気のある大盛況なイベントを開くために努力してきているでしょう。

お金の問題だけになかなか綺麗にまとめるのは難しいものです。
イベントを開催するにあたって、お金を借りたら例え赤字でもしっかりと返しましょうね。

結論。
これからやる場合、流行ジャンルと大手サークルを捕まえれば、儲かるかもしれませんが、割に合いません。
それ以外では、全く儲かりません。

最後ですが、お金の問題もありますが、好きだからこそというのを忘れないでほしいです。


2005/04/20 その1公開
2005/04/22 その2公開
2005/04/24 その3a公開
2005/04/25 その3b公開
2005/05/20 損益表BS&SC版追加掲載

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